防災対策
台風が近づいてきたり、大雨が予想される場合には、事前に対策を行い被害を最小限におさえる必要があります。そのための対策について少し説明します。
台風が近づいてきたら
台風が近づいてきたら、以下について対策を考えましょう。台風によっては、特に中心気圧が低い場合には、猛烈な風に警戒が必要となり、また、ほとんどの台風で大雨や、高潮に警戒が必要になります。いままでに被害に合ったことがなくても万が一のことを考えて、事前に対策を行うことをお勧めします。
台風の大雨に備えて
台風の大雨に備えて、家の周りの溝などに落ち葉やゴミが詰まっていないか確認しスムーズに大雨による雨水が流れるようにしましょう。これにより周囲の浸水を防ぎます。万が一の雨漏りに対応するため、ブルーシートやバケツを用意しておきましょう。
台風の暴風に備えて
台風の暴風に備えて自宅や職場の飛びそうな物などは事前にかたづけ、飛ばされないようにしましょう。
雨戸がある家は雨戸をしめ、雨戸がない家では、窓ガラスにテープを張るなどして、割れにくくしましょう。
水道施設の被害に備えて
水道施設が被害を受けた場合や停電となった場合には水道水の供給が止まってしまう場合がありとても不便になります。台風以外にも、いつ起こるかわからない地震のことも考えてて、ペットボトルが空いたときには、ペットボトルに水道水を入れて飲み水を確保するようにすると良いでしょう。(1週間分程度確保することをお勧めします。)
現在は水洗トイレが多いことから、トイレ用の水や、鍋やお皿を洗うため、台風が接近することが分かったときには、雑用水としてお風呂に水をためておくことをお勧めします。
最新の情報を得るため(ラジオ)
大規模な災害となった場合には、停電によりテレビを見ることができなくなり周囲の状況を知る手段がなくなる可能性があります。そういうときのために、必ず一家に一台はラジオを買っておきましょう。必ず予備の電池も一緒に保存しておきましょう。大きな災害となった場合には、一番の情報源となります。
停電に備えて(懐中電灯、電池)
台風が直撃すると停電となる可能性が非常に高くなります。停電になってもできるだけ通常生活に近い状態ができるように懐中電灯や予備の電池を用意しておきましょう。
スマートホン用の予備のバッテリー
現在、スマートホンは、ほとんどの人にとってなくてはならないもにになってきています。スマートホン用のモバイルバッテリーをスマートホンの数だけ用意しておくことをお勧めします。災害時でも、LINE等のSNSでは通信できることが多いことがありますので家族との連絡が途絶えないように予備のバッテリーは用意しておきましょう。
車の燃料
災害時には、燃料の補給が困難となります。自家用車がある場合には、日頃から、できるだけ燃料を満タンに近い状態にしておくことが防災対策となります。燃料が半分位になったら燃料の補給を行いましょう。車は、身近にある最高の発電機です。ぜひ、シガーソケットから携帯に充電できるものも一緒に用意しておいて下さい。
飲料水の確保
飲料水や非常用食料を必要最小限確保しておきましよう。
食料の備蓄のところでも説明します。
発電機の使用方法
職場に発動発電機がある場合には、燃料がどの程度残っているか、また、どの程度の時間発電が可能かを理解しておくことと、発電機のエンジンのかけ方を理解しておくことが防災担当になったときは重要です。